タンパク質不足が低身長の原因になるって本当？ [身長を伸ばす方法]
子供の身長を伸ばす栄養素は、
カルシウムだと思っている人が
多いですが、
カルシウムだけではありません。
確かにカルシウムも大切な栄養素。
でもカルシウムは骨の強化に
役立つ栄養素で、
骨を効率的に伸ばすのが、
タンパク質なんです。
タンパク質を摂取すると
体内にはアミノ酸に分解されて
吸収されます。
そのアミノ酸を原料にして、
コラーゲンが合成され、
コラーゲンが骨端線の軟骨細胞で、
骨の骨格を形成します。
この骨の骨格ができなければ、
骨が伸びることはないので、
タンパク質の摂取量が重要なのは
この点から証明されています。
だからどれだけ大量のカルシウムを
摂取していたとしても、
タンパク質をそれ以上に摂取できなければ、
骨が伸びずに、
将来的な低身長の原因になってしまいます。
これは絶対に避けたいですよね。
でも日本人のタンパク質摂取量は、
ここ20年で激減しています。
現在の摂取量は、
戦後間もない状態と同じレベル。
これでは
効率的に身長を伸ばすことが
できるわけありません。
中学生や高校生なら、
良質なタンパク質をしっかり
摂取することで、
身長の伸びに変化が起こるでしょう。
それくらいタンパク質摂取量は重要ですよ。
